
この本について
仕事の場で「伝わらない」「うまく話せない」「そもそも自分の軸がわからなくなる」といったモヤモヤに、僕自身けっこう振り回されてきました。頑張って説明しているつもりなのに、相手の反応が薄かったり、会議後に「あれ、何を伝えたかったんだっけ」と自分でもよく分からなくなったり。そんなときに、この本の抜粋に何度か救われました。 特に刺さったのは、プレゼンは「自分の言いたいことを言う場」ではなく、「相手の頭の中にイメージを忍び込ませること」という視点です。これを意識するだけで、資料がやたら分厚くなる癖が落ち着きました。さらに、紙芝居みたいに5枚で流れを作るという提案も、実際の会議でかなり効きます。しゃべり倒すより、相手に質問して感想を引き出すほうが通る——実際やってみると、その意味がよく分かるんですよね。 もうひとつ、この本が面白いのは「外向きのスキル」だけで終わらないところです。自分史を書いてみるとか、因縁を意識するとか、一見まわり道のようでいて、自分の判断基準が少しずつ整っていく感覚があります。仕事で迷うたびにブレ戻せる“心のメモ”が増えていく感じです。 プレゼンに苦手意識がある人はもちろん、自分の軸を見失いやすいタイプにも静かに効いてくる本です。僕もその一人でした。あなたが同じところでつまづいているなら、十分に寄り添ってくれる一冊だと思います。
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