
この本について
物価がじわじわ上がるのを横目に、「給料は増えないし、このまま日本に住んでいて大丈夫なんだろうか…」と不安になる瞬間ってありませんか。僕自身、インフレや円安のニュースを見るたびに、結局なにをどう備えればいいのか分からなくなることが多いです。そんなときに読んだのが『プアジャパン』で、目の前の景色が少し変わりました。 この本が効いたのは、まず「自分がどんなリスクにさらされているのか」を言語化してくれたことです。給料も貯金も住宅ローンも円で固めている日本人の弱点が、ここまでハッキリ書かれるとさすがに考えざるをえません。そして著者は、外貨比率を極端に上げろとは言わず、あくまで“自分が納得できる範囲で分散する”という現実的な落としどころを示してくれます。また、インフレのタイプによって必要な政策も個人の向き合い方も変わるという話は、ニュースの受け取り方が一段階クリアになる感覚がありました。 さらに印象的だったのは、「自分の資産を把握していないと守りようがない」という指摘です。難しい投資テクニックよりも、まずそこか…と肩の力が抜けつつ、逆にやるべきことが見えてきます。 「なんとなく不安だけど、なにから動けばいいか分からない」という人には、かなり刺さる一冊だと思います。僕と同じように、漠然とした不安を“見える形”にしたい人に。
読んだ内容を、もう忘れない。
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