
未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論 Ver.Up版
岡田 斗司夫 and 小飼 弾
この本について
最近、「今の働き方のままでいいのか」とか、「自分には何の価値があるんだろう」とか、ふと立ち止まる瞬間が多いんですよね。お金を稼ぐことが目的になりすぎて、本来どう生きたいのかがぼやけてしまう感じ。かといって、大きく動く勇気も出ないまま日々が流れていく。僕もけっこうそこでもがいています。 この本は、そんな停滞感に対して、いきなり人生論を語るというより、視点をズラされる感覚が強いです。たとえば、「自分でモノを売ってみろ」というシンプルな提案。これは副業しろという話じゃなくて、自分の相場観や世の中との接点を取り戻すための行動として語られるんですよね。また、「やらないで、人にやらせる」という一見わがままに聞こえる考えも、実際に仕事をしていると身に覚えがありすぎて、妙に刺さります。全部自分でやろうとして詰まっていたところに、強制的に肩の力を抜かされる感じがあります。 さらに、ベーシックインカムや評価経済といった大きなテーマも扱っているけれど、「未来の仕組みがどうなるか」より、「そのとき自分がどう動くのか」という、かなり個人的な生活レベルの話にまで落とし込まれているのが面白いところです。困っている人を助けることが仕事になる時代、という視点も、仕事の意味を問い直している人には引っかかると思います。 今の価値観に息苦しさを感じていて、「もう少し別の角度から世界を見たい」と思っている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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