
魂にメスはいらない ユング心理学講義 (講談社+α文庫)
河合隼雄 and 谷川俊太郎
講談社 / 1993-09-17
累計読者数3
平均ハイライト数 18件/人
推定読了時間 約3時間46分
star総合評価 52/100
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この本について
最近、自分の気持ちを言葉にしづらかったり、「何を選んでもしっくりこないな…」と感じることが増えていませんか。正解を求めて考えすぎてしまうほど、かえって内側が混乱していくあの感じに、僕もよくハマります。そんなときに読み返したのが「魂にメスはいらない」でした。心理学の難しい理論書というより、人間の内側をどう扱えばいいのかを、生活レベルに引き寄せて考えさせてくれる一冊です。 この本が効くのは、まず「明確にできないものをどう扱うか」を教えてくれるところです。フロイト的な“説明しきる”姿勢とは違い、ユングが重視したのは言語化できない部分との向き合い方。その視点に触れると、モヤモヤを排除しようとする自分が少しゆるみます。さらに、河合隼雄さんが繰り返し語る「人は一人では生きられない」という認識も、思っている以上に効きます。誰かの内側が動けば周囲も変わるという考え方は、悩みを力技で“解決”しようとしていた自分を落ち着かせてくれるものでした。そして何より、すべてを分析し尽くさずとも、心には本来的な自己治癒力があるという話が、焦りをすーっと溶かしてくれます。 正しく説明できない気持ちを抱えたまま、それでも前に進もうとしている人には特に刺さる本だと思います。
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出版社による紹介
つまずくこともある。病むこともある。自分の内にありながら、どこかとらえどころのない人間の心。“魂の医者”カール・グスタフ・ユングがひもといた人間心理の謎を、日本を代表する“こころの専門家”と“こころの表現者”が、深い独自のまなざしでたどり、見つめなおす。生を掘りさげ、夢を分析し、死を問いなおす2人の言葉のなかに、これまで気づかなかった「自分」が見えてくる、魂の根源に語りかける名講義録。
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