
うつ病で半年間寝たきりだった僕が、PC一台で世界を自由に飛び回るようになった話
阪口裕樹
累計読者数6
平均ハイライト数 6件/人
star総合評価 52/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 56%
この本について
仕事の充実感とか、自分で生きていく力とか、頭ではわかっているのに現実がついてこない。そんなモヤモヤを抱えたまま日々だけが流れていく感じ、けっこう多くの人に覚えがあると思います。やりたいことと、食っていくための現実の間で揺れ続けるあの感覚です。 この本が響くのは、著者が「理想を追いながら現実から逃げていた時期」を正面から書いているからだと思います。夢という言葉に逃げ込んでいたことを認めたり、涙や悔しさでは1円にもならないと痛感したり、ひとりで黙々と作業する時間だけが成果につながると気づいたり。どれもきれいごとではなく、具体的で、読んでいるこちらの胸にも地味に刺さるんですよね。特に「自分の頭の中身を信用しない」というくだりは、行き詰まったときの思い込みに気づかせてくれますし、「社会とのつながりを保つ」という視点も現実的で救いがあります。 自分で稼ぐことを推している本ではありますが、無責任に背中を押す感じではありません。むしろ、逃げ道としての夢や、怠惰に戻ってしまいそうな怖さを含めて描かれているので、読んだあとに少しだけ自分の足元を見直したくなる本です。 今の働き方に違和感があるけれど、何から手をつければいいのかよくわからない人に刺さると思います。
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