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地政学の逆襲 「影のCIA」が予測する覇権の世界地図

地政学の逆襲 「影のCIA」が予測する覇権の世界地図

ロバート・D・カプラン、櫻井 祐子

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star総合評価 25/100
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この本について

最近、国際ニュースを見るたびに「結局、世界はどこへ向かっているんだろう…」と立ち止まることが増えました。理想を信じたい気持ちはあるのに、現実はどうにも割り切れない。そんなモヤモヤを抱えたまま判断しようとすると、足元がぐらつくような感覚になるんですよね。 この本は、その迷いに対して「もっと現実を見ていい」という視点を渡してくれます。たとえば、人間の深いところで動いているのは恐怖や名誉心などの感情で、それは善悪の議論とは別に、歴史を引っ張ってきた事実だと語ります。理想を否定するわけではなく、「不完全な世界でどう動くか」を考えるための足場をつくってくれるところが、この本の効きどころでした。また、自由経済や民主主義が“正解”だとされてきた流れも、本当に普遍なのかという視点を差し込んでくれるので、ニュースの見え方が変わります。 理想主義と現実主義のあいだで揺れ続けている人、あるいは「世界の複雑さを前に思考停止したくない人」に刺さる一冊だと思います。自分の判断を少しだけ腰の据わったものにしたいときに手に取ると、心が静かに整う感じがありました。

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