
長生きしたけりゃパンは食べるな (SB新書)
フォーブス 弥生 and 稲島 司
この本について
最近、なんとなく疲れが抜けなかったり、頭がぼんやりしたり、「年齢のせいかな…」で片付けてしまう瞬間が増えていませんか。自分もそうで、生活習慣を少し見直したくらいでは変わらないモヤモヤが続いていました。でも、この本を読んで、食べ物の中でもとくに“小麦”という存在をちゃんと考えたことがなかったなと気づかされました。 とくに印象的だったのは、著者が14日間だけ小麦を抜いただけで、あれほど好きだったパンへの欲求がスッと消えたという話です。依存に近い形で食べたくなっていたのだとすれば、「食べる/食べない」の選択そのものがコントロールできていなかったのかもしれない。そう思うと、自分の不調の理由を一度立ち止まって見直す価値はあるなと感じました。また、小麦が脳や腸に炎症を起こすという指摘も、体調不良を“気のせい”で片付けずに考えるきっかけになりました。 この本のいいところは、むやみに制限を迫るのではなく、「まずは自分の体で確かめてみる」という距離感で語ってくれるところです。ターメリックミルクのように、置き換えとして試せるレシピも載っていて、日常に落とし込みやすいのも助かります。全部を完璧にやろうとしなくても、少しずつ試せる余白があるのも安心でした。 「最近の不調に理由がほしい」「食生活を見直したいけど、何から手をつければいいか分からない」という人には、とくに刺さると思います。自分の体との付き合い方を一度リセットしたいときに、そっと背中を押してくれる一冊でした。
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