
営業は「バカ正直」になればすべてうまくいく!
勝 友美
SBクリエイティブ / 2017-05-30
この本について
仕事で人と会う約束を取る時、つい候補日をしぼったり、相手の反応を気にして遠慮してしまったり。あるいは、やる気が湧かないまま日々のタスクだけをこなして、「この働き方でいいのか」とモヤモヤしたまま時間だけが過ぎていく。そんな感覚に心当たりがある人は多いと思います。僕もその一人です。 この本に出てくるのは、「正直に動く」と決めたことで人生が変わっていった著者の姿です。ただ、その“正直さ”は精神論ではなく、かなり実務的です。例えば、会いたい相手には遠慮せず本音で「会いたい」と伝え、返事をその場でもらう。相手をよく知るために、表面的なニーズではなく、その人がどんな未来を描いているのかを丁寧に聞く。そして、自分が納得できないやり方は無理に続けず、心が動く方向に行動を寄せていく。どれも抽象的な根性論ではなく、積み重ねれば確かに成果の質が変わりそうだと思わされました。 読んでいて強く感じたのは、「やらされている感」を抱えたまま働いていると、本来出せるはずの力が目に見えて鈍っていくという現実です。逆に、自分の気持ちと行動が一致した瞬間から、電話一本や接客の一回がまったく別物になる。著者はスーツを売る話をしているようで、実は“自分が何に納得して働くのか”という根本の話をしているんだと思います。 今のやり方に違和感を抱えつつも、一歩目をどう踏み出せばいいのか迷っている人に刺さる本です。自分の仕事を少しだけ正直な方向に戻したくなる、そんな一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの41%が集中しています。
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