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天才王子の赤字国家再生術 ~そうだ、売国しよう~ (GA文庫)

天才王子の赤字国家再生術 ~そうだ、売国しよう~ (GA文庫)

鳥羽 徹、ファルまろ

SBクリエイティブ / 2021-08-11

累計読者数4
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約3時間40分
star総合評価 36/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%

この本について

仕事でも日常でも、なんとなく「自分より立場が強い人の機嫌に振り回されている気がする」とか、「正面からぶつかっても勝てない相手に、どう動けばいいのか分からない」とか、そんなモヤモヤが続く時ってありますよね。力で押し切れない状況ほど、判断を誤りたくないのに選択肢が見えない。その息苦しさ、よく分かります。 この作品の抜粋を見ていると、読者が刺さっているのは「失脚させられる側・させる側」の絶妙な距離感や、外来派の主人公が采配を任されるというねじれた構図だと思うんです。表向きは小国同士の争いでも、実際は国家と国家の思惑が絡み合い、誰が正義で誰が悪なのか簡単には決まらない。その複雑さを、軽く読み進められるテンポの中で“立場をどう利用するか”という視点に置き換えてくれるのが、この本の面白いところです。 読んでいると、正面突破できない時の動き方が自然と想像できるようになります。たとえば、相手の論理に付き合わず構造ごとずらしてしまう発想とか、自分が手を下さなくても状況が勝手に動く位置に立つ感覚とか。天才的な策略に見えて、実は「自分の弱点ごと物語に組み込む」だけという現実的な考え方が多いので、妙な説教くささがないのもありがたいところです。 腹落ちするのは、強くなろうとする話ではなく、「今ある条件でどう生き延びるか」を描いているところ。そういう意味で、うまく立ち回れず消耗している人にはかなり刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

アニメ化決定!! 北方に座す竜の兄妹が、大陸東西で器量を発揮する第10巻! ウルベスでの独断専行が家臣達の反感を買い、しばらく国内で大人しくすることにしたウェイン。 その矢先、大陸西部のデルーニオ王国より式典への招待が届き、妹のフラーニャを派遣することに。 しかしそこでフラーニャを待ち受けていたのは、数多の思惑が絡み合う国家間のパワーゲーム。 一方で国内に残ったウェインの下に、大陸東部にて皇子達の内乱が再燃という報せが届く。 「どうやら、東西で両面作戦になりそうだな」 グリュエール王の失脚。皇子達の陰謀。東レベティア教の進出。野心と野望が渦巻く大陸全土を舞台に、 北方の竜の兄妹がその器量を発揮する、弱小国家運営譚第十弾! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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