
独習Ruby on Rails
小餅 良介
翔泳社 / 2019-06-19
この本について
Railsを触っていると、「コードは書けるけど、裏で何が起きているのか全然つかめない…」というモヤモヤがずっとつきまといます。特に、paramsがどこから来ているのかとか、redirect_toの後にどんな処理が動いているのかとか、Active Recordがどこまで面倒を見てくれているのかとか…。手を動かしているのに、自分の中で線がつながらない感じが残るんですよね。 『独習Ruby on Rails』は、その“つながらない部分”を一つずつ拾い上げてくれる本でした。たとえば、rails dbconsoleでスキーマを直接見にいく、newとinitializeの関係を自分の手で確かめる、POSTとGETが同じURIでも意味が全く違うことを処理の流れから理解する、こういう細かいところを雑にせず丁寧に説明してくれます。Active RecordやActive Storageが実際にどんな役割を担っているのかも、ふわっとではなく「どのタイミングで何をしているか」という粒度で書かれていて、読むほどにコードの見え方が変わっていきます。 個人的には、コントローラーのbefore_actionやストロングパラメーターが「なぜ必要なのか」が腹落ちしたのが大きかったです。便利だから使う、ではなく、HTTPの流れとデータベースの整合性を意識した結果として使う、という位置づけに変わった瞬間、Rails全体の構造が少しだけクリアになりました。 「Railsの動きを“手触り”で理解したい人」に静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
読書の順序
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