
改訂2版 パーフェクトRuby
Rubyサポーターズ
この本について
Rubyを書いていて、「動くけど、なんでこうなるのか腑に落ちない」ときが続くことがあります。特にクラスやモジュールまわりの挙動、Method/Procの扱い、includeとprependの違いあたりは、知識がつぎはぎだと急に混乱します。自分も、継承ツリーを辿っては「え、ここでこのメソッドが呼ばれるの?」と足が止まりがちでした。 『パーフェクトRuby』は、そのモヤモヤを一枚ずつはがしてくれる本です。例えば、Class自体がオブジェクトであり、クラスインスタンス変数が継承されない理由が腹落ちすると、設計の判断が急にクリアになります。あるいは、Methodオブジェクトがレシーバを固定して保持する仕組みや、UnboundMethodが「手続きだけ」になる意味を理解すると、動的にメソッドを扱う場面の見通しがよくなります。また、includeとprependが継承ツリーにどう差し込まれ、superがどの方向に流れるのかが掴めると、モジュール設計で迷う時間が確実に減ります。 表面の文法ではなく、「Rubyがどう働いているのか」を自分の頭で説明できるようになりたい人には、特に刺さるはずです。迷いながらコードを書いていると、こういう基礎の理解があとから効いてきます。自分にとっては、それを落ち着いて補強できる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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