
「溺愛理論」27のルール どうしようもなく愛される女になる
瀬里沢マリ
マガジンハウス / 2019-07-25
この本について
恋愛でつまずく時って、「彼に大事にされたいだけなのに、なんでうまくいかないんだろ…」というあの謎の空回りが原因だったりしますよね。気付けば不安が先に立ってしまって、相手の行動を細かく探ったり、話し合いのつもりが“自分の正しさ”の主張になってしまったり。頭ではやめたいのに、心がついてこないあの感じ、僕も似た種類の悩みを抱えたことがあるのでよく分かります。 この本が面白いのは、「男性の本質を満たす行動をしよう!」と正論を言って終わりではなく、その前に“不安に振り回される自分”をどう扱うかにかなり丁寧に触れているところです。自分をご機嫌に保つための「幸せリスト」という考え方も、いきなり恋愛のテクニックに走るんじゃなくて、まず自分の土台を整える感じがあって現実的。さらに、感謝を三回に分けて伝えるというシーンの描き方も具体的で、実際にやると関係の空気がどう変わるかが想像しやすいです。 「男性を操る」とか「尽くすのが正解」といった極端な話ではなくて、彼の“幸せにしたい”という気持ちをどう受け取るか、その前提を自分の中でどう育てるかに焦点があるので、恋愛に疲れた人でも無理なく読めると思います。自分の不安に振り回されがちな人、話し合いでこじらせがちな人には特に刺さるはずです。 彼を変える前に、自分の在り方をほんの少し整える。その積み重ねが関係の居心地を変えていくんだなと、静かに腑に落ちる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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