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陰の実力者になりたくて! 03

陰の実力者になりたくて! 03

逢沢 大介、東西

KADOKAWA / 2019-07-26

累計読者数3
平均ハイライト数 1.3件/人
推定読了時間 約5時間41分
star総合評価 40/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 83%

この本について

最近、人間関係でも仕事でも、「自分の役割ってこれで合ってるのかな」とふと立ち止まる瞬間が多いです。表では普通に立ち回っているつもりでも、胸の奥ではもっと違う生き方を選びたい気持ちがうずいていたりします。でも、その“うずき”に名前をつけるのって案外むずかしいんですよね。 『陰の実力者になりたくて! 03』を読んでいて刺さったのは、読者の多くが保存していたあの乾いた心臓の描写や、狐族が独自の言葉で事実を語るシーンでした。グロテスクな場面なのに、どこか自分の内側にも似たような「干からびたなにか」が転がっている気がして、妙に静かに響いてくるんです。自分でも気づいていなかった欲望や葛藤を、物語の異形たちが代わりに引き受けてくれる感じがあるというか。しかも、彼らは大げさに世界を救おうとはしていなくて、ただ自分の役割を勝手に解釈して、勝手に動いていく。その“肩の力の抜けた本気さ”が、今の自分には心地よかったです。 もうひとつは、部族同士の信頼や、「この人なら任せていい」と思える瞬間が丁寧に描かれているところ。月丹が狐族を安心させる場面のように、言葉そのものよりも“態度”で空気が変わっていく描写が多くて、現実のコミュニケーションでもこういう微妙な気配が大事なんだよな、と静かに思い出させられます。 派手なアクションの裏で、ひっそり自分の軸を探している人に刺さる一冊です。自分の中の“まだ言葉にならない部分”と向き合いたいときに、距離感よく寄り添ってくれます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

クレアに誘われ『無法都市』へと訪れたシド。 そこに眠る始祖の吸血鬼『血の女王』の討伐依頼に参加することになった彼の眼前に現れたのは、『最古のヴァンパイアハンター』を名乗る謎めいた美少女・メアリーだった。 『無法都市』の三大勢力、『暴君』ジャガノート、『妖狐』ユキメ、『吸血鬼』クリムゾンに加え、 『始祖の血』と『悪魔憑き』の繋がりを探る『シャドウガーデン』までもが乱入し、 混迷を極める戦場に今、『伝説の始祖』の覚醒の刻が迫る……! とまあ、とにかくガチでビッグな『陰の実力者』的イベントが大発生!!!!!!! ●『月刊コンプエース』にてコミカライズも好評連載中!!
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