
独立開業!?司法書士の仕事の現実 司法書士受験生に読んでほしい本
司法書士 水野文俊
すばる舎 / 2022-07-22
この本について
独立を考え始めると、「結局いくら手元に残るんだろう」とか「経費って実際どう扱えばいいのか」といった、お金まわりのモヤモヤがずっとつきまといます。数字の話って、人に聞きづらいんですよね。しかもネットの情報はざっくりしていて、自分のケースに当てはまるのかよく分からないまま不安だけが残る、みたいな。 この本が刺さるのは、そういう“ふわっとした不安”を、司法書士という具体的な働き方を軸にして現実レベルまで落としてくれるところでした。たとえば読者が保存していた抜粋にある「経費を使える」の意味。独立前は、経費という言葉だけが一人歩きして「なんとなく得する制度」くらいに感じていましたが、実際は収入と所得の差をどれくらい意識して働くかの話なんですよね。この本ではその感覚が数字ベースでつかめるので、自分が独立した場合の生活のイメージがようやく地に足のついたものになります。 また、水野さん自身の経験から語られる“現場の温度感”がリアルで、開業後の時間の使い方や、最初の数年の収入の波についても、決して夢を見させるわけではなく、かといって悲観的でもない、ちょうど良い距離感で描かれています。働き方を変えるときにいちばん欲しいのは、こういう誇張のない情報なんだと思います。 司法書士を目指す人はもちろんですが、「独立後のお金の動きがどうしてもイメージできずに足が止まっている人」に特にしっくりくる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの100%が集中しています。
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