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教養としてのローマ史入門 基礎から身につく「大人の教養」

教養としてのローマ史入門 基礎から身につく「大人の教養」

出口 治明、上野 真弓

株式会社世界文化社 / 2023-02-16

累計読者数4
平均ハイライト数 23件/人
star総合評価 61/100
start序盤集中型
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この本について

歴史って好きなのに、実際の生活にどうつながるのか分からないことが多くて、読みながら「面白いけど、自分の役に立ってるのかな…」とモヤッとすることがあります。ローマ史もその代表格でしたが、この本はそこをやさしくほぐしてくれました。帝国の盛衰や人物像が、ただの昔話ではなく「人間がどう判断し、生きようとしたか」という距離感で見えてくるんです。 たとえば、和平を結んだだけで破門されたフェデリーコの話は、正しさより“その時代が求める物語”が優先される現実を思い出させますし、クリスティーナが自国の文化的貧しさに気づいてひとりで学び続けた姿は、環境に不満を抱えつつも「それでも手を動かすしかない」と思っている自分に刺さりました。ローマの人口推移のような具体的な数字に触れると、都市や組織がどう弱り、どう蘇るのかを立体的に理解できて、働き方の判断にも少し軸ができる感じがします。 大げさな啓発ではなく、歴史の中の個人の選択や矛盾に触れることで、自分の悩みの“位置”が少しだけつかめる本でした。昔の人も迷いながら動いていたんだと分かるので、いまの判断にも妙な勇気が出ます。じっくり読みながら考えたい人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

人口の推移と人物伝でたどる「世界の首都」3000年の栄枯盛衰 ・出口治明氏、はじめての「ローマ史」 ・人口推移グラフで、都市の盛衰がひと目でわかる ・人物伝のおもしろさ、通史のわかりやすさ 過去と現在が共存し生き続けるローマ。 この「永遠の都」をこよなく愛する二人の著者による、 ユニークなローマ史の入門書です。 まず、都市の盛衰を人口の推移という客観的な数字で示しました。 古代の繁栄と中世の衰退、そしてルネサンス以降の 回復という歩みが一目瞭然となります。 第二に、歴史は人間が作るという視点から14人の人物を選び、 彼らが生きた時代を多面的に描くことで、 魅力的な人物伝でありながら通史となるよう工夫しました。 楽しみながら教養としての知識が身につく。 「世界の首都」3000年の歴史がここにあります。
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