
この本について
仕事でも人生でも、気づいたら「そろそろ限界かも」とか「なんで自分だけ停滞してるんだろう」みたいな気持ちにぶつかることがありますよね。僕もよくそこで立ち止まってしまうタイプなんですが、この本を読んでいて、読者が保存していた部分を見た時に「ああ、みんな同じところでつまずいてるんだな」と思いました。 特に刺さっているのは、「限界だと思ってからのもう2、3歩」とか、「悔しさの原液をちゃんと濃いまま持っておく」という話なんですよね。根性論っぽく聞こえるんですが、実際はもっと現実的で、自分の状態をまず正しく認めるところからやり直す話が多いです。どん底をごまかさずに見ること。逆に、都合の悪い現実をいったん測らないで前に進む判断をすること。その境界線の見方が、読んでいて不思議と負担にならないんです。 それと、悩みをなくそうとするんじゃなくて、「悩みが出てくる人生でいい」という考え方も印象的でした。僕自身、悩みが出てくると「またか…」って思うほうだったんですが、ここでは悩みを“処理して前に進む材料”として扱う感じなんですよね。仕事を楽しんでいる人には勝てない、という言葉もその延長で、行動の源をどこに置くかがすごくクリアになります。 自分の足で立ち直りたいけど、今の自分のまま進んでいいのか迷っている人には、特に刺さると思います。無理に自分を鼓舞するんじゃなくて、「このくらいの揺れなら抱えたまま進んでいいんだ」と思わせてくれる一冊でした。
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