
この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ
井上 智介
WAVE出版 / 2021-09-18
この本について
仕事のことを考えたくないのに、休みの日まで頭が勝手にそっちに向かってしまう。頼まれた仕事を断れなくて、自分だけ負担が増えていく。いざ辞めるとなると、「会社に迷惑かけるかも」と足が止まる。こういうモヤモヤ、頭では整理できていても、行動に移す気力まではなかなか湧きませんよね。僕も同じように悩んでいた時期があって、この本を読んだときにようやく「考え方の土台をつくり直せるかも」と思えました。 印象的だったのは、感情論ではなく、具体的に“どう扱えばいいか”が書かれているところです。例えば、休みの日に考え続けてしまう癖は否定せず、時間を決めて書き出すことで頭の渋滞が減るという話。頼まれても誰も助けてくれないなら、それはあなたが悪いんじゃなくて会社がそういう組織だと見極める材料になるという視点。そして、「逃げてもいい」がきれいごとじゃなく、ちゃんと人間の仕組みと心の限界から説明されている点も、妙に腑に落ちました。 特に刺さったのは、「自分が迷惑をかけている」と思い込みすぎて疲れてしまう人ほど、本来は優しく真面目な人だという指摘です。弱さを見せるのは恥じゃないし、助けてもらうことでようやく自分を守れる。その当たり前が、追い詰められると見えなくなるんですよね。 「もう限界かもしれないけど、まだ踏ん張るべきか迷っている人」にこそ、そっと置いておきたい一冊です。自分を責め続ける癖がある人ほど、少し呼吸がしやすくなると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要







