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アナログZettelkastenによる知的生産のすすめ: 思考と発見を引き出す手法

アナログZettelkastenによる知的生産のすすめ: 思考と発見を引き出す手法

連織

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star総合評価 52/100
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この本について

仕事の途中で出てきたアイデアが翌日には跡形もなく消えていたり、読書メモを残しても後で役に立たず「で、これどう使えばいいんだっけ…」となること、けっこうあると思います。自分もずっとそうで、知識を集めているはずなのに思考が前に進んでいる感じがしない時期が長く続きました。 この本が面白いのは、メモを「残す」ことよりも、「育てる」ことに重心が置かれているところです。文献メモ、日次メモ、プロジェクトメモ、永久メモ…という分類は一見細かいのですが、読んでみるとむしろシンプルで、それぞれが思考を発展させる役割を持っています。特に、一枚のカードに一つの小さな論考を書くという姿勢は、情報を単なる断片から、自分の知識として組み込むプロセスに変えてくれます。また、カード同士をリンクさせるという仕組みが、時間を置いた気づきを拾い上げてくれるのも魅力でした。昨日の小さな疑問が、数週間後の別メモとつながって新しい視点になる感覚は、やってみると意外とクセになります。 日々の思考を流しっぱなしにせず、あとで「自分の財産」になる形にしたい人にはかなり向いていると思います。知識を貯めたいというより、考え続けられる仕組みを持ちたい人に刺さる一冊です。

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