
「競馬予想」という名の心理ゲーム: 1レース1,600円で年間プラス収支を達成する「三連複二頭軸総流し」の極意 競馬マスターシリーズ
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この本について
競馬って、結局どこで迷うかといえば「今日は何を買えばいいのか」よりも、「そもそも自分の判断は他の人より意味があるのか?」みたいなところだと思います。調子が悪いと、つい余計なレースに手を出したり、当たらないのに的中率を気にして選び方がぶれたり。僕自身、短期の負けに焦って小さく回収しようとして、逆に大きく削られた経験が何度もあります。 この本が効くのは、そんな“手応えのない迷走”にストップをかけてくれるところです。まず、誰と戦っているのかをはっきり示してくれる。他の馬券購入者の心理が基準になると気づくと、「人と違うことをしないと勝てない」という当たり前の話が、急に自分の行動の軸として機能し始めます。また、「能力の1頭+条件好転の1頭」という二頭軸の考え方が現実的で、身も蓋もないくらい地に足がついているのがありがたいんです。逃げ・先行の距離短縮や、差し馬の理想的な短縮幅みたいな“馬の動き方の話”と、“人の買い方の癖”が同じ土台で語られるので、ブレにくい判断がしやすくなる。 そして一番刺さるのは、「買わない勇気」をちゃんと技術として扱っているところ。見(ケン)を織り込みつつ、年間という時間軸で馬券を考える視点をくれるので、短期の勝ち負けに振り回されづらくなります。僕もこの視点に救われました。 感覚だけで馬券を買って、気づくと予定外の出費が増えている人。そんな“沼から抜け出したい人”にはすごく相性がいい一冊だと思います。
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