
英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方 第二言語習得論の専門家が教える「英語の正しい学習法」
川﨑 あゆみ
日本実業出版社 / 2025-03-07
この本について
英語を勉強していて、「聞いたらわかるのに会話になると急に言葉が出てこない」とか、「勉強しているはずなのに、何が足りないのかよくわからないまま時間だけが過ぎていく」というモヤモヤ、ありますよね。僕も長くそこをぐるぐるしていたタイプです。知識は増えているはずなのに、実際の場面でうまく使えない。そのギャップがずっと苦しかったんです。 この本は、“できるつもり”と“実際に使える”の間にある段差をどう超えるかを、とても現実的なレベルで整理してくれます。たとえば「知る→できる→自動化」という3段階で学習を捉える視点。これを知っただけで、僕は「なんで瞬間的に言えないのか」が説明できるようになりました。さらに、返り読みをやめて英語の語順のまま理解する練習や、アウトプットを細かいステップに分ける方法など、やるべきことが“複雑な英語力”から分解されていきます。特に、即興で話せない原因を「概念化→文章化→音声化」に分けて考えるパートは、会話のつまずき方がそのまま可視化されて、妙に気が楽になりました。 個人的にありがたかったのは、「つらいのは努力不足ではなく、タスクが複雑すぎるだけ」という考え方。これに救われる人は多いはずです。1分スピーキングなら今日は“流暢さだけ”、別の日は“正確さだけ”と目的を1つに絞る。こういう現実的な設計が続けやすさにつながります。 「英語の勉強はしてきたけれど、実際に使える形に変わっていかない」と感じている人には、かなり刺さる本だと思います。僕自身、この本を読んで初めて「努力が成果につながる道筋」を自分の中に描けました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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