ヨムナビ
格差の"格"ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

格差の"格"ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

勅使川原 真衣

累計読者数2
平均ハイライト数 3件/人
star総合評価 35/100
boltライト読書型

この本について

仕事でも日常でも、誰かの振る舞いを見て「この差ってどこから来るんだろう」とモヤッとする瞬間があります。努力とか能力で説明しきれない感じがするのに、うまく言葉にできないまま自分を責めたり、逆に相手を決めつけてしまったり。僕自身、そのあたりの整理がずっと雑でした。 この本が面白いのは、格差を道徳や意識の問題として叱るのではなく、「偶然」「助け」「主体性」といった、私たちが普段あまり立ち止まらない概念を丁寧にひっくり返してくれるところです。たとえば竹内啓さんの“不運を分け合う”という視点は、競争の外側にあるはずの偶然まで含めて考え直すきっかけになるし、シャインの「人を助けるとは何か」という問いは、自分ができているつもりの支援の姿勢を静かに揺さぶってきます。また、いつの間にか膨らみ続けてきた“主体性”という言葉の重さを解体する部分は、仕事で自分を追い立ててしまう人ほど刺さると思います。 目の前の人との距離感に悩んでいる人や、「努力」や「主体性」という言葉にうまく馴染めない人に、静かに効く一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

勅使川原 真衣の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要