
東大生が選んだ勉強法 「私だけのやり方」を教えます (PHP文庫)
東大家庭教師友の会
PHP研究所 / 2012-02-01
この本について
勉強しなきゃと思って机に向かったはずなのに、どうも集中できなかったり、同じところを何度読んでも頭に入らなかったり。やり方が悪いのか、自分の集中力が低いのか、よくわからないまま時間だけが過ぎていく。そんなモヤモヤは、僕も長く抱えていました。 この本が面白いのは、「正しい勉強法」を押しつける感じがまったくなくて、東大生でも全員やり方がバラバラだという前提から話が始まるところです。そのうえで、読者が気になったのも、具体的な“動き”の部分なんじゃないかと思います。例えば、目をつぶって音読するだけで記憶の入り方が変わったり、単語帳を辞書代わりにして余計な情報を遮断したり、マーカーの重ね塗りで弱点が自然と浮いてくる仕組みにしたり。テクニックと言えばそうなんですが、「これなら今日から試せる」というレベルに落ちているのが救いです。 もう一つ大きいのは、時間や環境の作り方が細かく書かれている点でした。午前中が集中しやすいとか、毎日同じ時間に同じ勉強をすると脳がそのリズムに慣れるとか、机ではなくあえて場所を変えるとか。根性論じゃなく、身体の使い方として腑に落ちるものが多いんです。僕の場合も、朝の20分だけ音読を固定したら、それだけでだいぶラクになりました。 自分に合う勉強法がわからなくて迷っている人、いろいろ試したのにしっくりきていない人に、この本はちょうどいいと思います。完璧な方法を探すというより、「この一つなら続けられそう」を拾いにいく本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
読書の順序
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