
「超」整理法3 タイムマネジメント (中公文庫)
野口悠紀雄
累計読者数3
平均ハイライト数 29.7件/人
star総合評価 61/100
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この本について
気づけば予定がぎゅうぎゅうで、どれも中途半端に終わっていく感じってありませんか。自分の「忙しさ」が本当に避けられないものなのか、それとも見えていないだけなのか。その境目がよく分からなくなる瞬間、僕もよくあります。 野口悠紀雄さんの『「超」整理法3 タイムマネジメント』は、そういうモヤモヤにかなり実務的に向き合ってくれる本でした。特に刺さったのは、時間と仕事が“見えていない”ことが混乱の根っこだという指摘です。試験会場の例のように、持ち時間とやるべきことが一目で把握できるだけで判断の質が変わる。逆にそれが見えないと、どれだけ気合を入れても時間配分でつまずくんですよね。 また、面会や単発の予定が「善意のつもりで実は相手を拘束している」という視点も、働き方の現実に近い感覚でした。予定は空いているから入れるものではなく、時間の“前後まで奪う”ことも含めて扱う必要がある。さらに、数週間〜数カ月単位でスケジュールを一覧できるようにすると、実際に使える時間が想像よりずっと少ないことがはっきり見えてきます。その状態になると、無自覚に詰め込み続ける癖が自然と抑えられていきます。 日々「気づいたら予定が勝手に増えている」と感じる人に特に刺さる一冊だと思います。時間をどう使うか以前に、まず“時間をどう見える形にするか”という土台から整えたいときにちょうどいい本でした。
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