
ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)
漆原 直行
マイナビ出版 / 2012-02-24
累計読者数6
平均ハイライト数 4.5件/人
推定読了時間 約5時間10分
star総合評価 41/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 63%
この本について
仕事で文章を書くたびに、「ちゃんと伝えているはずなのに、どうも相手の反応が薄い」と感じることがあります。数字も入れて、論理も意識して、形としては整っている。でもどこか読みにくい。専門用語や言い回しを盛り込みすぎて、自分でも後から読むと引っかかる。こういうモヤモヤ、けっこう共通なんじゃないでしょうか。 この本は、その違和感を言語化してくれるところがまず助かります。専門知識に寄りかかって意味が伝わりにくくなる文章とか、「脳科学的には」と言われると妙に納得した気になってしまう構造とか、具体的な例を出しながら丁寧にほぐしてくれるんですね。読んでいるうちに、「なぜあの資料は伝わりにくかったのか」「自分の表現がどこで迷子になっていたのか」が、少しずつ輪郭を持ち始めます。 派手な成功法則が出てくるわけではないし、これを読んだ瞬間に文章が劇的に変わるわけでもありません。でも、仕事の言葉を現実に引き戻してくれる感覚があるんです。特に、情報を扱う仕事をしていて、「もっと素直に伝わる文章にしたいのに、つい難しくしてしまう」という人には静かに効きます。 煽られたくないけど、視点だけ少し整えたい。そんなときにちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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出版社による紹介
ビジネス書はビジネスマンに夢を見せてくれるという点で「島耕作」シリーズと同じ。それが〝現実的かどうか〟は問題ではない。ビジネス書は「栄養ドリンク」みたいなもの。一時的に血糖値を上げ〝ヤル気〟にさせてくれるが、医学的効果は果してどうなのか。ビジネス書はいうなれば「道に迷ったときのタバコ屋のおばさん」。方向を教えてはくれるものの、歩き出すのはあくまで当人......。 本書で語られるのは、ゼロ年代ビジネス書の総括から、出版業界の裏側、振り回される読者の実態、ビジネス書との賢い距離感の探り方、自己啓発・成功本における定番ストーリー解読、古典的ビジネス書のエッセンスまで......いわば「ビジネス書の攻略本」ともいえる充実の内容。 これさえ読めばもうビジネス書なんかいらない。
読んだ内容を、もう忘れない。
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