
遙かなる地球の歌
アーサー C クラーク and 山高 昭
累計読者数3
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star総合評価 45/100
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この本について
最近、いろんな決定が自分の手を離れたところで動いている感じがして、何を信じて判断すればいいのか分からなくなることがあります。自分の小ささを意識してしまうというか、「未来って結局どう転ぶんだろう」とぼんやり不安になることもあります。 クラークの『遙かなる地球の歌』の抜粋を見ていると、その不安と同じ温度の問いがさらっと置かれていて、読みながら肩の力が少し抜けました。未来の技術や社会システムが想像もつかないほど進んでいくのに、人間の価値判断だけが取り残される感じとか、権力のあり方があまりにもドライに語られているところとか、自分が普段モヤっとしている論点が遠い未来の景色の中で整理されていくんです。政治的選択が抽選でいい、という一文も突飛に見えて、実は「権力を欲しがる動機そのものへの視点」になる。そういうズラし方が効きました。 物語として楽しみつつ、今の社会や自分の判断軸について一歩引いて考えたい人にはすごく合うと思います。壮大な設定の中で、人間のちっぽけさと可能性の両方に触れたいときに、ちょうどいい距離感の一冊です。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
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