
嫌われる覚悟 ほんとうの嫌われない技術 (マイナビ新書)
川島 達史
マイナビ出版 / 2012-05
累計読者数6
平均ハイライト数 9.3件/人
推定読了時間 約4時間31分
star総合評価 41/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
人に合わせすぎて疲れたな…とか、少し本音を出しただけで「嫌われたかも」と不安になる瞬間ってありますよね。僕もそうで、結局どこまで取り繕えばいいのか、どこからが無理しているのか、その境界がわからなくなることがあります。 この本を読んで印象的だったのは、「みんな同じように器用じゃない」という前提に立ってくれるところです。性格には遺伝的な差があって、努力では埋めにくい部分があることを認めた上で、それでも現実に合わせてできる工夫を示してくれる。たとえば、本音と建前の差を2〜3割以内に抑えるという目安は、僕のように“つい良い人を演じすぎる”タイプにはかなり実践的でした。そして、日本の自責文化の中で気づかないうちに続けている「感情労働」の負荷にも触れてくれて、まず自分が疲れていることを把握するところから始められます。 もうひとつ大事だと思ったのは、アイデンティティを持つことは、時々は嫌われる側に回るという現実を引き受ける作業でもある、という視点です。ここを無理に避けようとするほど八方美人になり、逆に関係が不安定になる。その感覚に心当たりがある人には、かなり刺さると思います。 「周りと自然に馴染めなくてしんどい」「無理して人に合わせてしまう」。そんな人にこそ、現実的に使える“バランスの取り方”を教えてくれる一冊です。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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出版社による紹介
過剰なうたい文句のコミュニケーション術の本や研修プログラムが世の中に溢れています。人間関係に関しても「嫌われない技術」ばかりが暴走し、「誰からも嫌われてはならない」という歪んだ価値観にまでエスカレートしてしまっているように思います。 ところが、「誰からも嫌われない人」など現実に存在しないのです。嫌われてはならないという価値観にがんじがらめになり、人と接するのが億劫になって疲れ果ててしまっているとしたら、いったいなんのためにがんばっているのでしょうか。 人から嫌われたくないがために人間関係の築き方がぎこちなくなり、精神的にも疲弊してしまうのであれば、それこそなんのための技術なのかわかりません。 本書では、「ほんとうの意味での嫌われない技術」とは何かを考えていきたいと思います。
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