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ノーゲーム・ノーライフ 4 ゲーマー兄妹はリアル恋愛ゲームから逃げ出しました (MF文庫J)

ノーゲーム・ノーライフ 4 ゲーマー兄妹はリアル恋愛ゲームから逃げ出しました (MF文庫J)

榎宮 祐

累計読者数7
平均ハイライト数 3件/人
star総合評価 38/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 36%

この本について

仕事でも人間関係でも、「踏み込むべきか、距離を置くべきか」で迷う瞬間ってありますよね。正面から向き合えばこじれる気がするし、かといって逃げてばかりだと結局モヤモヤが残る。あの一瞬の間や、場の空気がズシャァッと崩れる感じ、けっこう日常にもあるなと思います。 『ノーゲーム・ノーライフ4』の抜粋を読むと、空や白たちが“関わらないのが一番”と分かっていながら、それでも腹を括って策を持ち込んでいく姿が印象的でした。無謀に突っ込むわけでもなく、ただ逃げるだけでもなく、恐る恐るでも自分たちなりの手を用意して場に戻っていく。その曖昧な勇気みたいなものが、日常の判断にもそのまま重なるんですよね。 この巻が効いてくるのは、強くなろうとか、劇的に変わろうとか、そういう話じゃなくて、「怖いまま動く」という視点をもらえるところです。関わりたくない相手や厄介な状況に対しても、完全に避けるか正面突破かの二択ではなく、策を持って少しだけ踏み込む余地があるんだと気づかせてくれる。あの兄妹のやり取りは、そんな微妙な距離感の調整をしている人には妙に刺さると思います。 なので、この巻は「逃げたい気持ちを抱えたまま、それでも前に出る方法を探している人」に向いています。物語として軽やかに読めるのに、読み終わると自分の立ち位置の取り方が少しだけ変わるような一冊でした。

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