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確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力 (角川書店単行本)

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力 (角川書店単行本)

森岡 毅 and 今西 聖貴

KADOKAWA / 201605

累計読者数158
平均ハイライト数 29件/人
star総合評価 69/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 14%

この本について

仕事でブランドの方向性を考えるたび、「結局どこを伸ばせばいいんだろう」と迷うことが多いんですよね。ターゲットを細かく区切ったり、機能を盛り込んだり、差別化ポイントを作ってみたり。でも振り返ると、どれも「やった気」にはなるけれど、業績に結びつく確信までは持てないまま動いていることが多かったりします。 『確率思考の戦略論』が刺さるのは、このモヤモヤをかなりバッサリ整理してくれるところで、結局ビジネスを伸ばすためにやるべきことは「プレファレンス」「認知」「配荷」の3つだけだと言い切るんです。特に読者が保存していた箇所にも多かったように、プレファレンスの考え方がとにかく実践的できれいごとがない。ターゲティングも差別化も、結局は市場全体での自社ブランドの魅力度を底上げするための手段でしかない、と言われると、逆に肩の力が抜けるというか、「何から考えればいいか」が急にクリアになります。 個人的にいちばん響いたのは、消費者がブランドを選ぶのは“確率”で、エボークト・セットに入っているかどうかが運命を左右するという視点です。どれだけ作り手が熱量を込めても、そもそもそのセットに入っていなければ買われもしない。この冷静さが、逆に日々の判断をシンプルにしてくれるんですよね。 マーケの仕事で「施策はやっているのに成果が積み上がらない」と感じている人にはかなり刺さる本だと思います。自分がいま何を増やす戦いをしているのか、ようやく言語化できる一冊でした。

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