
誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命
森岡毅
日経BP / 2020-12-11
この本について
人を動かすって聞くと「自分には向いてないし…」と身構えてしまうこと、ありませんか。僕もずっとそうで、上司や同僚との関係で気を使いすぎたり、主体的に動きたいのに一歩目が踏み出せなかったり。気づけば、誰かに埋め込まれた習慣で自分の行動が決まっている感覚がありました。 森岡さんのこの本は、その「最初の一歩」が異様に重い理由を、ちゃんと説明してくれます。脳は達成できそうなことしか欲として認識しないから、目的の置き方次第で行動力が全然変わること。小さな目的でいいから何度も試して、脳を慣らす必要があること。そして、自分が本当にやりたいと感じる目的じゃないと、人は誰も巻き込めないこと。このあたりがすっと腑に落ちました。リーダーシップって才能よりも「経験の積み方」なんだなと。 読んでいて意外だったのは、対等な関係を前提にしないと人は主体的に動かないという話です。命令すれば早いけれど、結局は管理の限界が早く来る。むしろ相手の“仏の部分”を見つけて、目的を共有して、仲間として並走するほうが長期的には圧倒的に強い。現場での人間関係に悩んでる人ほど刺さると思います。 「何か大きいことを成し遂げたい」というより、「自分の毎日をもう少し、自分で決めたい」という人にちょうどいい本です。リーダーシップを“遠い世界の話”ではなく、自分の生活に引き寄せて考えられるようになる一冊でした。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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