ヨムナビ
[新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か

[新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か

大前 研一

President Inc / 1999-11-09

累計読者数195
平均ハイライト数 26.9件/人
推定読了時間 約7時間43分
star総合評価 67/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 17%

この本について

仕事の問題って、目の前の現象だけ追いかけていると、どんどん泥沼に入っていくことがあります。売上が落ちてきた時も、「とりあえず施策を増やすか」と動きがちなんですが、本当にそこが原因なのか?と問われると、自信が揺らぐ瞬間ってありますよね。僕も現場に近いところで考えすぎて、全体像を見失うことがよくあります。 『企業参謀』が効いてくるのは、まさにこの「何が問題なのか、そもそも捉えきれていない」状態に踏み込んでくれるところです。本書が繰り返し強調するのは、混然一体の状況をいったん分解して、本質的な要素を再構成すること。そのうえで、自分に有利な形に問いを組み直す姿勢です。例えば、売上不振なら「どの施策を増やすか」ではなく「会社の仕事量に対して人は足りているのか」といった、まったく別の角度の問いをつくるところから始める。この“問いの立て方”の差が、後の行動の質をがらりと変えていくんだろうなと感じました。 もう一つ印象的なのは、戦略って長期の夢物語でも、現場の細かい采配でもなく、その中間の“3年前後”がもっとも力を発揮するという考え方です。ここが腹落ちすると、日々のタスクと中期的な方向づけをどうつないでいくかが見えやすくなり、判断のモヤモヤがだいぶ減ります。 目の前の課題に振り回されて、「そもそも何を問うべきか」から迷っている人に刺さる本だと思います。僕自身、問題の切り取り方を少し変えるだけで、こんなに視界が変わるのかと感じた一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

大前 研一の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

今こそ戦略的思考が必要だ! ここに大前研一の原点がある! 累計50万部のロングセラー『正・続企業参謀』を1冊にまとめ、プレジデント誌に掲載された「先見術」を加えた新装版。 経営にもビジネスにも手本と解答がない今、成功を導き出すプロセスは自ら考えだす必要に迫られている。そのための最善解を導き出す「戦略的思考」はビジネスパーソンが身につけておかねばならない必須要件である。常に時代をリードしてきたオピニオンリーダー・大前研一の発想法、思考法の原点がつまった戦略的頭脳養成バイブルが、この『[新装版]企業参謀』である。 大前研一の戦略的思考の理解を深めるため、『企業参謀ノート[入門編] 』を読み終えたかたに特に手にとってほしい1冊。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要