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経営参謀

経営参謀

稲田 将人

日経BP / 2020-06-03

累計読者数16
平均ハイライト数 24.2件/人
推定読了時間 約3時間53分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 24%

この本について

仕事で施策を考えるたびに、「これって本当に正しい手なのか」「そもそも何が問題なのか、言語化できていない…」と立ち止まることが増えてきました。思いつきで打ち手を重ねるほど、自分がどこに向かっているのか見えなくなっていく感じ、心当たりがある人は多いと思います。 『経営参謀』が面白いのは、そうしたモヤモヤに対して、派手な“答え”をくれる本ではなく、問題を見る角度そのものを変えてくれるところです。低迷している時ほど「なぜ低迷しているのか」が分かっていない、だからこそ前提条件を丁寧に疑う必要がある、という指摘はかなり刺さりました。PDCA以前に、そもそもPになっていない状態で走り出してしまう危うさも、現場のあるあるとして実感があります。また、打ち手そのものよりも「精度」が差を生むという話は、施策がうまくいかなかった時の振り返りの仕方まで変えてくれました。 さらに、この本は戦略論を魔法の道具として扱わず、「戦略はただの精度の高い初期仮説」にすぎないと繰り返すので、過度な期待や思い込みを自然と手放せます。市場調査の役割も、解決策ではなく“与件”を拾いにいく行為として描かれていて、地に足のついた判断がしやすくなる感覚があります。 施策が場当たり的になりがちな人、問題の構造をうまく言葉にできずに手が止まる人に、とても向いている本です。自分の考え方に筋道を通したい時にそっと効いてくれるタイプの一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

先の読めない「ポスト・コロナ」の時代こそ、参謀の出番だ! BCG日本代表が贈る、次世代リーダーへのメッセージ。 未来がまったく予測できない今、経営トップも意思決定の難しさに頭を悩ませている。 そんなトップに対して、違う視点からの問題提起を行い、議論を活性化させ、 時には周囲と衝突しがらも、より質の高い意思決定へと導いていくのが、 いま求められている「経営参謀」の仕事だ。 戦略コンサルファームとして数多くの企業の意思決定を支えてきた ボストン コンサルティング グループ(BCG)の日本代表が、 経営参謀の果たすべき役割を分析し、明らかにしたのが本書である。 センスのある参謀とない参謀は、なにが違うのか。 筋が良さそうなロジックが、途中でつまずくのはなぜなのか。 なぜ、突然議論の方向性がトップのひとことで変わってしまうのか。 精鋭を集めたはずのメンバーにもかかわらず、停滞してしまう原因は何なのか。 いつまでたっても議論が積み上がらないのはなぜなのか。 そのとき、参謀は何をすべきなのか。 数々の現場で参謀たちと仕事をし、また自らも参謀的な役割を果たしてきた 著者だからこそ書けるノウハウや心得を具体的に説明。 企業からの依頼で参謀向けの研修や講義も多数行っており、 その経験も本書に盛り込まれている。 真のプロフェッショナルとして、そして未来の経営トップとして 読んでおきたい1冊である。
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