
超入門 コトラーの「マーケティング・マネジメント」
安部徹也
かんき出版 / 2014-01-20
累計読者数11
平均ハイライト数 16.3件/人
推定読了時間 約4時間44分
star総合評価 42/100
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この本について
マーケティングの話になると、「結局なにから手をつければいいのか分からない」「売り込みたくないのに、売らないと仕事が回らない」というモヤモヤをよく聞きます。自分も同じで、頑張って施策を足しているのに、肝心の“方向性”が曖昧なまま動いてしまうことが多いんですよね。 この本は、その曖昧さをほどくときの“基準”としてちょうどいい距離感なんです。たとえば「マーケティングは売り込みの技術じゃなく、顧客に自然と求められる仕組みづくり」という一文は、強い言い切りに見えて、意外と現場に落としやすい考え方です。ニーズ、ウォンツ、ディマンズの違いを整理しながら、「誰に・どんな価値を届けるのか」を戦略として決め、そのうえで価格やチャネルなど具体を調整する流れがスッと腹に落ちる。さらに、コア・リソースやケイパビリティの話は、やみくもに全部を頑張るのではなく、自社の強みをどこに置くかを考えるきっかけになります。 もうひとつ良かったのは、マーケティングを“再現できるもの”として扱っている点です。小さな実験で客観的なデータを集める、という当たり前だけど抜けがちな姿勢を思い出させてくれる。勢いで施策を回しがちな人ほど刺さる部分だと思います。 実務に追われているけど、マーケティングの土台を一度整えたい人に向いています。自分の判断の軸を見直したいとき、静かに効いてくる一冊でした。
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出版社による紹介
コトラーの代表作となる大著『マーケティング・マネジメント』を理解するため の、最もシンプルでやさしい入門解説書が登場! 企業のマーケティング戦略立案に欠かせないフィリップ・コトラー(ノースウェスタン大学経営大学院ケロッグスクール教授)の『マーケティング・マネジメント』。世界中のトップビジネススクールでテキストとして活用され、数多の実務家、研究者に多大なる影響を与えてきた「世界最高のマーケティングテキスト」です。 ただし、この本はマーケティングの百科事典的な本であり、大判1000ページにも及ぶ分厚さになります。いかんせん専門家もなかなか読破することが難しい大冊です。最後まで読み通せた人、理解できた人は少ないでしょう。かといって、『マーケティング・マネジメント』についてのやさしい解説書は皆無に近く、普通の人がコトラーの「理論」の本質にたどりつくためのよい教科書はありませんでした。 本書は、『マーケティング・マネジメント』のエッセンスにフォーカスして、わかりやすく噛み砕き、日本企業の事例を豊富に盛り込みながら、そのエッセンスをシンプルに、余すところなく伝えます。 モノが溢れ、自社製品やサービスを消費者に見つけてもらうこと自体が至難の業となっている今こそ、「マーケティングの神様」コトラーが渾身の力を込めて書いたテキストを真に理解することが必要なのではないでしょうか。
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