
必要な知識を15分でインプットできる速読術
高橋 政史
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2011-12-01
この本について
本を読んでも「結局なにを変えればいいんだっけ」とモヤっとしたまま閉じてしまう日が続くと、読んだ時間ごとムダになった気がして落ち込むことがあります。僕もずっとそうで、インプットはしているのに行動が1ミリも変わらない時期が長かったんですが、この本を読んで、まず“読む前に問いを立てる”という当たり前のようで抜けていた視点にかなり救われました。 とくに「誰の、何が、どうなるか?」というシンプルな型は、そのまま仕事の企画や会議でも使えて、読み終わった瞬間から行動に移しやすいんです。さらに、3つのキーワードを自分の言葉に置き換えるというパートは、曖昧な理解のまま読み進めてしまう癖にブレーキをかけてくれました。読み切ることより、“読んで何を変えるか”を細かく考えさせられる感じです。 もう一つよかったのは、読書の種類を7つに分けていたところで、「全部ちゃんと理解しよう」と力むのではなく、今の自分に必要なモードだけを選べばいいという気持ちに切り替わりました。読む=努力、ではなく、読む=目的へのショートカット、と捉え直せるのはだいぶ楽になります。 なので、この本は「読書量はそこそこあるのに、成果や行動に変わらないことが気になっている人」に刺さると思います。読書を効率化するというより、読書と日常のあいだに一本線を引きたいときにちょうどいい1冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
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