
ジャパン・ファースト: 〜日本の問題がクリアに見えてくる「新・国家論」〜
苫米地英人
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star総合評価 58/100
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この本について
最近、「国って誰のためにあるのか」とか「国益って結局なんなのか」といった問いに、うまく言葉が見つからないままモヤモヤしてしまうことがあります。ニュースを見ても、政権や政党の都合が優先されているように映る場面が多くて、なんとなく気持ちの置き場がなくなることがあるんですよね。 この本がすっと入ってくるのは、そういう“言語化しにくい違和感”を丁寧に扱ってくれるからだと思います。たとえば、自国第一という言葉が煽りではなく「相手の価値観を知った上で、自分たちのスタンスを崩さないこと」と捉え直されていたり、国益の話も「国民の生活や安全、気持ちを含めて守ること」という当たり前のところに戻してくれる。さらに、自衛隊員の命や現場の危険についても、どこか遠い政治論ではなく「具体的にどう危険なのか」を示しながら語られていて、自分ごととして考えやすい視点に引き戻してくれます。 読みながら、国の話をしているようで実は「自分が何を大事に思っているのか」を探す作業なのかもしれない、と感じました。政治的な立場どうこうではなく、ただ「国って、人って、そもそもどうあってほしいんだろう」と立ち止まりたい人に刺さる一冊です。
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