
世界のエリートは10冊しか本を読まない
鳩山 玲人
SBクリエイティブ / 2017-07-28
この本について
仕事で「本を読んでるのに変わらない気がする」とか、「読むべき本が多すぎて、どれが自分に必要なのか分からない」とか、そんなモヤモヤに心当たりがある人には、この本がかなり現実的なヒントになります。僕自身、読んだ内容を丁寧にまとめたノートが積み上がる一方で、仕事の動きはまったく変わらない時期がありました。抜粋を見ても、この本に惹かれた人はきっと同じ壁に触れているはずです。 この本が効くのは、読書そのものではなく、「本をどう使うか」という視点を強制的に持たせてくれるところです。たとえば、読んだあとに要点ではなく次の一手を書く、というアメリカ式の読み方。抽象的な“学び”よりも、自分の環境に当てはめて何をやるかまで落とすから、読書がそのまま行動に変わります。さらに、手元に置く本を10冊に絞るという発想も、自分が今向き合っている課題を棚卸しする作業そのもの。ページ数でも冊数でもなく、どれだけ実際の仕事に反映できるかを基準にする読み方は、目の前の優先度を自然とくっきりさせてくれます。 そしてもう一つ、地味ですが刺さるのが「本は使い切れなかったらまた買えばいい」という考え方。積ん読への罪悪感から解放されるので、選ぶことに集中できます。読むスピードが遅くても、1行だけでも、それが行動につながれば十分という姿勢も、焦りがちな人ほど救われると思います。 “知識は増えているのに仕事が変わらない”。そんな違和感を抱えている人には、かなり相性がいい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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