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運動脳

運動脳

アンデシュ・ハンセン and 御舩 由美子

サンマーク出版 / 2022-08-19

累計読者数163
平均ハイライト数 28.6件/人
推定読了時間 約4時間11分
star総合評価 75/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%

この本について

気持ちが落ち着かない日や、仕事に向かう前から集中が切れている日ってありますよね。自分の根性の問題なのか、それとも歳のせいなのか…と考えがちですが、どうやら脳のほうが環境についていけていないだけ、ということもあるようです。僕自身も「最近、判断が鈍いな」と感じたときに、この本の一節を見つけてドキッとしました。「身体を動かすと脳は物理的に変わる」という、あまりにシンプルで逃げ場のない事実です。 読み進めると、ウォーキングやランニングのような有酸素運動が、前頭葉や海馬を実際に強化し、記憶力や集中力の土台をつくってくれることが淡々と示されていきます。単なる気分転換ではなく、心拍数が上がることでドーパミンやBDNFが放出され、脳が若返り、ストレス物質を処理する筋肉が動き出す。このあたりの説明は「だから最近、疲れやすかったのか…」と妙に腑に落ちました。運動が不安やパニック的な反応の“予行演習”にもなるという話は、とくに実感をともなって刺さる人が多いはずです。 この本のいいところは、走りすぎると逆効果になる場面があることまで含めて、現実的に語ってくれる点です。あくまで生活の中で無理なく続けることを前提にしているので、「毎日10キロ走れ」といった非現実的な要求はありません。むしろ20〜30分ほど身体を動かすだけで、思考の速度が上がったり、感情に振り回されにくくなったりする。その小さな変化をどう積み上げるかがポイントになります。 仕事で頭がぼんやりしがちな人や、最近ストレスに押し負けている実感がある人には、とくに刺さると思います。僕自身、「とりあえず歩くか」と気軽に動き出すきっかけをもらいました。脳のために運動する、という発想をいったん持ってみるだけで、日常の見え方が少し変わる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

※本書は、2018年3月に小社より刊行された『一流の頭脳』を加筆・再編集したものです。 『スマホ脳』著者、最大ベストセラー! 有酸素運動で前頭葉は大きくなる! 海馬の細胞が増える! 本国スウェーデン(人口1000万)で 驚異の67万部超え!! 「生物学的には、私たちの脳と身体は 今もサバンナにいる。私たちは本来、 狩猟採集民なのである」 『スマホ脳』著者アンデシュ・ハンセン最大のベストセラー それが本書『運動脳』。 従来、脳は成人後、衰える一方だとされていた。 しかし、成人後も脳内の前頭葉が大きくなり、 死の直前でも海馬の細胞数が増えた人たちがいた――。 彼らに共通していたのは「有酸素運動」を日常的に行っていたこと。 たった5分のウォーキング・ランニングが脳に作用する! 学力・集中力・記憶力・創造性……脳のあらゆる力を伸ばす 運動の秘訣、大公開! 何歳からでも、5分から効果があります!! ◎◎本書の要約◎◎ 「ストレスを効率よく解消するには?」「集中力を切らさない技術」「底なしの記憶力を手に入れる」「やる気を科学的に高める方法」「学力を高める本当のやり方とは?」など、 ありとあらゆるパフォーマンスを確実に高める方法が余すことなく明かされています。 【目次より】 第1章 現代人はほとんど原始人 第2章 脳から「ストレス」を取り払う 第3章 「集中力」を取り戻せ 第4章 うつ・モチベーションの科学 第5章 「記憶力」を極限まで高める 第6章 頭のなかから「アイデア」を取り出す 第7章 「学力」を伸ばす 第8章 健康脳 第9章 最も動く祖先が生き残った 第10章 運動脳マニュアル
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