
走れば脳は強くなる
重森健太
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2016-08-03
この本について
仕事中に頭がぼんやりしたり、目の前のタスクに集中しきれなかったり、アイデアが出ないまま時間だけ過ぎていく日ってありますよね。自分でも「もっと頭をスッと働かせたい」と思うのに、机に向かうほど思考が固まっていく感じ。僕も同じで、どうにかこの停滞感を動かせないかと色々試していた時期があります。 この本を読んで驚いたのは、「走ること」が脳そのものを鍛える行為だという、かなり具体的な説明が続くところでした。たとえば、走ると海馬と前頭葉が強くなるとか、動いている時の方が創造性が60パーセントも高いとか、数字で示されると妙に実感が湧くんですよね。実際、20〜30分のランを週に3回続けるだけで脳に刺激が入るらしく、僕も朝に少し走る習慣をつけたら、仕事を始める前の頭の冴え方が変わりました。さらに、コースを変えるだけで記憶力に効くとか、空腹時に走ると脂肪が使われやすいとか、生活にそのまま組み込めそうな工夫も多いんです。 なかでも印象に残ったのが、走りながらじゃんけんをして前頭葉を鍛えるという、ちょっと不思議だけど試してみたくなる方法。こういう「すぐできる小技」があると、運動が苦手な人でも入り口が作りやすいんですよね。僕も気負わずに続けられましたし、ランニングがただの運動ではなく、メンタルのメンテに近い感覚になっていきました。 仕事の思考を軽くしたい人や、最近ずっとモヤモヤが晴れない人には、とくに刺さると思います。走ることを“根性論”じゃなく“脳の使い方の調整”として見せてくれる、実用寄りの一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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