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「考える人」は本を読む (角川新書)

「考える人」は本を読む (角川新書)

河野 通和

KADOKAWA / 2017-04-10

累計読者数13
平均ハイライト数 6.7件/人
推定読了時間 約3時間28分
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 21%

この本について

スマホを触っているだけで一日が終わってしまったり、読書を始めても数ページごとに通知を確認してしまったり。自分の集中力が落ちているだけなのか、それとも時代のせいなのか、よく分からないまま「じっくり考える時間」がどんどん細っていく感覚があります。僕自身も、読書をしたいと思いながら、気づけば浅い情報ばかり追いかけている日が増えていました。 『「考える人」は本を読む』は、そのモヤモヤに正面から向き合ってくれる一冊でした。インターネットに触れすぎると、脳が「間断なく焦点を移す」状態に慣れてしまい、深く考える習慣そのものが削られていくという指摘は、かなり身に覚えがあります。一方で、紙の本を読むという行為が、静けさに身を置き、ひとつの対象に注意をとどめるための場を取り戻してくれる、という視点は救われる気がしました。「読書は瞑想に近い」という言葉も、実際に読みふけった日の感覚と重なります。 この本のいいところは、読書を神聖視しないところで、あくまで“人間らしさを保つための装置”として淡々と位置づけている点です。忙しい日常の中でも、ページを開けば「考える自分」に戻れる。その現実的な距離感が、逆に続けやすさにつながりました。 情報に追われて息苦しさを感じている人、気づけば思考が浅くなっている気がする人には、静かに効いてくると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

検索すればいつでも答えが手に入る時代、気づけば考えることが減っていませんか。「考える」きっかけになってくれるのが一冊の本。雑誌「考える人」編集長として、本と向き合い続けてきた著者による極上の読書案内。
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