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人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

エドガー・H・シャイン, 金井壽宏, and 金井真弓

英治出版 / 2009-08-08

累計読者数36
平均ハイライト数 18.9件/人
推定読了時間 約3時間30分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 29%

この本について

人に相談されたとき、つい「答え」を渡そうとして空回りしたり、逆に自分が助けを求める側になると妙に身構えてしまったり。仕事でも私生活でも、支援する・されるの場面で小さな違和感が積み重なることってありますよね。相手のために動いているつもりなのに、なぜか距離だけが生まれてしまう感覚、私もずっと抱えていました。 この本が効くのは、そういう「関係のもつれ」の手前にある、立場や役割の微妙なズレに気づかせてくれるところです。たとえば、人は助けを求めるだけで一段低い位置に置かれたように感じる、という指摘。ここを理解しているだけで、最初の声かけが変わります。相手が何を求めているのか分からないまま内容に踏み込むより、「どうしてあげたらいい?」とプロセスから始めるほうが関係が柔らかく開く、という感覚も具体的に描かれています。また、支援の場面がうまくいかない理由を「相互の期待の曖昧さ」や「その場の劇場性」といった、人間関係の構造そのものから説明してくれるので、自分の失敗を過度に責めずに見直せるのも助かります。 誰かを支えたいのに距離の取り方に迷う人や、相談を受ける立場の難しさに疲れている人には、とくに静かに刺さる一冊だと思います。自分の無知を出発点にしながら関係をつくる、という姿勢を少しずつ日常に持ち込める本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

どうしたら、あの人の役に立てるだろう? あたりまえすぎて見過ごされていた「協力関係」の原理原則を、 組織行動論のグル、エドガー・シャインが、身近な事例から、わかりやすく提示する。 「親切のつもりで」、あるいは「相手の助けになるように」とった行動が、 実は相手にとってはそうでなかったということは多い。仕事にとどまらず、 日常生活でも、こうした体験は誰もが記憶にあるだろう。 では、なぜ、こうした齟齬が起きてしまうのか。起こらないようにするには、 どうすればよいのか。起きてしまったときには、どんな措置を講ずれば よいのか。こうした疑問に答えていくのが本書だ。 本書で提案する「支援」とは、「押し付け」の支援ではない。あくまで、 相手の成長につながるプロセスをともにする、という考え方だ。 相手の自律を目的とし、相手が何を必要としているかを質問によって導き出し、 一緒に答えを考えていく。これは、プロセス・コンサルテーションと呼ばれる 手法であり、シャインが、50年もの長きに渡って、 暖め続けてきたものだ。 本書は、「支援」の原理原則の解説とともに、実践する際のコツ、また具体的な 質問例も織り交ぜて、あくまで実用のためのエクササイズガイドとして、 読者の役に立つことを企図している。 『リーダーシップ入門』『リーダーシップの旅』の金井壽宏氏が監訳。 「この最高傑作を読んだ者は、誰でも必ず得るものがある」 ―ウォレン・ベニス
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