
人に頼む技術コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学
ハイディ・グラント and 児島修
徳間書店 / 201905
累計読者数127
平均ハイライト数 68.5件/人
star総合評価 80/100
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この本について
人に頼みたいのに、気まずさが先に立って結局ひとりで抱え込む…僕もずっとこのパターンでした。断られたら嫌われるかもしれないし、相手の時間を奪う罪悪感もある。だから「できれば自分で何とかしたい」と思い続けてきたんですよね。 この本は、その前提そのものを静かにひっくり返してくれました。まず、人は想像以上に“助けたい側”でもあるという事実。頼み事を受けることで相手の印象が良くなることすらあるし、私たちは「相手が真剣に手伝ってくれるなんてありえない」と過小評価しがちだという指摘も刺さりました。それに、断る側にも負荷があるという視点を知ると、頼むことを必要以上に重く考えなくていいんだと思えます。 もう一つ大きかったのは、“相手の主体性を奪わない”頼み方の大事さです。メリットを押しつけたり、遠回しに空気を読ませようとしたりすると、相手の「助けたい気持ち」がしぼんでしまう。だからこそ、誰に、何を、どうお願いしたいのかを丁寧に伝えるだけで、手応えがまったく変わるという説明には、実際の場面を思い浮かべながら何度も頷きました。 仕事でも私生活でも、「頼るのが苦手」「迷惑をかけたくない」と感じがちな人ほど救われる本です。私自身、読む前よりずっと軽い気持ちで人に声をかけられるようになりました。
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