
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
ハンス・ロスリング, オーラ・ロスリング, アンナ・ロスリング・ロンランド, 上杉 周作, and 関 美和
日経BP / 2019-01-12
この本について
最近、ニュースを見るたびに気持ちがざわつく人、多いんじゃないでしょうか。良くない話ばかり目に入ってきて、「世界ってこんなに悪い方向に進んでるの?」と不安だけが積み上がる感じ。僕も同じで、仕事の判断でも、感情に引っぱられて視野が狭くなってる自覚がありました。 『FACTFULNESS』を読むと、その不安の正体が“世界そのもの”ではなく、“世界の見え方”にあることが少しずつほぐれていきます。例えば、恐ろしいニュースばかりが届く仕組みがあることや、「悪い」と「良くなっている」が同時に成り立つという視点。これを知るだけで、感情の波に流されにくくなるんですよね。また、数字だけ見てもダメで、数字の裏の物語も見る必要があるという話は、仕事の判断にも直結しました。短期の数字に振り回されて大事なものを見落としていたなと気づかされます。 さらに刺さったのは、「今すぐ目の前の問題に全力投球すれば正しい」と限らない、という看護師のエピソード。限られた資源をどこに配るかを落ち着いて考える姿勢は、チーム運営でもまったく同じだなと感じました。 一言で言うと、感情に疲れた頭を、一度フラットに戻してくれる本です。特に「情報に振り回されがちな人」に静かに効きます。
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