
世界基準で学べる エッセンシャル・デジタルマーケティング
遠藤 結万
この本について
デジタルの仕事をしていると、「頑張って情報を出しているのに、なぜか届かない」「そもそも何から考えればいいのか分からない」というモヤモヤがつきまといます。僕も同じで、広告を出しても反応が薄かったり、顧客像がつかめず迷走したりと、何度も足が止まりました。 この本が効いたのは、迷っている理由を“感覚”ではなく“構造”で説明してくれたところでした。人が40ビットしか意識的に処理できないから、情報を削らないと見てもらえないこと。被リンクが集まるページが評価されるように、「引用されるくらい重要な存在になれ」という検索の考え方。家族や友人、フォロワーなど、実際に影響を与える“人”を束ねて見るF-Factorの視点。どれも、日々の現場でうまくいかなかった理由にきちんと紐づいていて、やっと腑に落ちる感覚がありました。 さらに救われたのは、デジタルマーケティングを「出したら終わり」ではなく、顧客とつながり続けるための仕組みづくりだと整理してくれている点です。だからこそ、流入が増えなくても売上を伸ばせたAmazonの話や、Macが“別軸の選ばれ方”を作った話が、生々しいヒントとして残るんですよね。 手触りのある実例で理解したい人、そして「マーケの全体像を知りたいけど、小手先には走りたくない」という人には特に刺さる本だと思います。僕みたいに迷子になりがちな人ほど、落ち着いて読みたくなる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
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