
ブランド力を高める「指名検索」マーケティング 顧客の検索行動を決める、動画広告の活かしかた
田部 正樹
翔泳社 / 2023-08-30
この本について
ときどき、自分のやっているマーケ施策が「なんとなく情報発信しているだけ」に見えてしまう瞬間があるんですよね。認知は取れている気がするのに、検索も売上も動かない。言語化できないモヤモヤだけが残る。僕もずっとそこでもがいていました。 この本を読んで刺さったのは、「選ばれている理由を説明できないまま打ち手を増やしても、結局どれも効かない」という指摘でした。特に、顧客の潜在ニーズに沿って訴求しているかどうかで、結果がまったく変わるという話は、自分の仕事にそのまま当てはまりました。行動を変えさせるのではなく、もともと持っている感覚に寄り添う。この視点に立つだけで打つべき広告の形が変わります。 もう一つ大きかったのは、「誰を“本当の顧客”と見るかで戦略全体が変わる」という点です。数字上は同じ1アカウントでも、後々の売上規模は10倍以上違うことがある。その“偏り”を無視していたら、どれだけ施策を重ねても伸びないよな…と、胸が痛くなるほど腹落ちしました。検索されるブランドになるためには、結局ここを避けて通れないんですよね。 さらに、広告の役割を「全部説明すること」だと思っていた自分にとって、「気にさせる」ための設計という考え方は目から鱗でした。情報を詰め込むよりも、もう一歩知りたいと思わせる余白をどう作るか。これだけでも、動画の作り方がガラッと変わるはずです。 自分の施策がなぜ伸びないのか、根っこから見直したい人に刺さる本だと思います。僕と同じように、現場で手を動かしながら迷っている人には、かなり現実的な武器になるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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