
調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス
小林昌樹
この本について
調べものをしていて、「どこから手をつければいいのか分からない」「ネットで出てくる情報が正しいのか不安」「そもそも自分の質問の立て方が合っているのか自信がない」みたいなモヤモヤ、けっこうあると思います。自分も仕事で調べ物が続く時期は、検索しているのに前に進んでいる感じがしなくて、妙に疲れるんですよね。 この本は、そんな行き詰まりの原因を“根本から”扱ってくれます。たとえば、日本の事柄なら前近代・戦前・戦後のどこを扱っている質問かで難易度が変わる、という話。調べる前から見通しが立つだけで、無駄に迷わされる時間が減ります。また、メインのリサーチに集中するために、サブの疑問はさくっと他者に照会して進むという姿勢も、日常の情報探索にそのまま効きました。「全部自力で解決しようとして遅くなる」問題が少し軽くなる感じです。 さらに、ネット検索と本の組み合わせ方や、検索結果から逆算して「なぜ出たのか」を考える視点など、調べもの自体の捉え方が静かに書き換わります。特定のツールの使い方を覚えるというより、状況ごとにどう動けばいいのかがつかめる内容です。 調べものが苦手というより、「やっているはずなのにしっくりこない」と感じている人に、とてもフィットする一冊だと思います。自分と同じように、日々ググりながら迷っている人にほど届いてほしい本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
外資系コンサルのリサーチ技法(第2版)―事象を観察し本質を見抜くスキル
アクセンチュア 消費財・サービス業界グループ and 上原 優

外資系コンサルのリサーチ技法―事象を観察し本質を見抜くスキル
アクセンチュア 製造・流通本部 一般消費財業界グループ and 宮尾 大志

社会人1年目からの 「これ調べといて」に困らない情報収集術 「やるじゃん。」ブックス
坂口孝則

プロ司書の検索術―「本当に欲しかった情報」の見つけ方 図書館サポートフォーラムシリーズ
入矢玲子

調べる技術・書く技術 (講談社現代新書)
野村進
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要