
失敗から学ぶマーケティング ~売れないモノには理由がある~
森 行生
この本について
マーケの仕事をしていると、「知名度を上げれば何とかなるんじゃないか」「とりあえず広告を打てば前に進んだ気がする」と思ってしまう瞬間があるんですよね。僕もそうで、数字が伸びないときほど“原因”ではなく“手触りのある作業”に逃げたくなります。でも、実際は知名度の問題じゃないことの方が多くて、そこでまた袋小路に入る…そんな経験がある人には、この本はだいぶ刺さるはずです。 読んで一番ありがたかったのは、「どこが詰まっているのか」を診断する基準がはっきり示されているところです。知名度、理解度、トライアル、リピートの5段階を見れば、広告を増やすべきなのか、商品そのものを見直すべきなのか、あるいは“誰に知ってもらうべきか”がズレているのかが具体的に判断できます。特に「低評価はイノベーターから悪評として広がる」とか、「名前は知られているのに一度も買われない状態はコンバージョンの問題」みたいな、現場で何度も見た光景が理屈として整理されている感じがして、妙に腑に落ちました。 さらに、ネット広告とテレビ広告の得意・不得意が、感覚論ではなく行動特性ベースで語られているのもよかったです。規模が小さいビジネスほどターゲットを絞るネットが効く理由とか、逆に“守りのブランド”がイメージ広告を選ぶべき条件とか、日々迷っている自分に「そうか、これは状況の問題だったのか」と思わせてくれる視点が多いです。 自分のマーケ施策がいつも“なんとなく”で進んでしまう人、あるいは「知名度を上げるべきか」「ターゲットを広げるべきか」で迷い続けている人には、かなり実用的に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の後に読まれた本
ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント
リチャード・シェリダン, 原田騎郎, 安井力, 吉羽龍太郎, 永瀬美穂, and 川口恭伸
THE CRM: EC上場企業を一気にV字回復させた闘いの全記録
大山 公一、服部 隆幸
Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 (三笠書房 電子書籍)
トッド・ローズ, オギ・オーガス, 大浦 千鶴子, and 伊藤 羊一
図解 人材マネジメント入門 人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ 「理論と実践」100のツボシリーズ
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業界別マーケティングの地図 14業界のやるべき施策、商品の「売り方」「魅せ方」が分かる
池田 紀行 and 株式会社トライバルメディアハウス

図解デジタルマーケティング・ハンドブック
カーツメディアワークス

世界的優良企業の実例に学ぶ 「あなたの知らない」マーケティング大原則
足立 光 and 土合 朋宏
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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