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未来を共創する経営チームをつくる

未来を共創する経営チームをつくる

鈴木義幸

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2020-12-18

累計読者数16
平均ハイライト数 8.1件/人
推定読了時間 約3時間2分
star総合評価 47/100
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この本について

経営の現場にいると、「個々は優秀なのに、なぜかチームとして機能しない」という不思議な停滞にぶつかることがあります。役員同士の関係も、仲は悪くないのに率直な議論になると急に空気が重くなる。目標は共有している“つもり”なのに、実際はそれぞれが自分の責任範囲に閉じこもってしまう。僕自身、このモヤモヤをずっと言語化できずにいました。 この本は、そんな状態を「チームではなくクラブになっている」と切り取ります。読みながら、自分が見ていた違和感の正体が少しずつ輪郭を持ってくる感覚がありました。例えば、役員一人ひとりが「何を知らないか」を互いに把握できていないこと。表面的には議論しているようで、経験の違いから本音に蓋をしてしまうこと。こうした“気づきにくい詰まり”を丁寧にひもといてくれるのが、この本の大きな価値だと思います。 さらに印象的だったのは、チームを「生命体」として捉える視点でした。部分最適を積み上げても全体は機能しない。逆に、目標に主導されて動き出したときには、1+1+1が3を超えるアウトプットが生まれる。どれも理屈としては分かっていたつもりなのに、具体的なやり取りや問いかけの例を読むことで、「ああ、自分の組織でも同じことが起きている」と腹落ちする瞬間がありました。 役員クラスの“わかっているはず”による思い込みが壊れない現場や、「協力したいけれど、どう本音を出せばいいのか分からない」まま停滞しているチームにいる人には特に刺さると思います。僕もこの本で、まず自分がどの問題の一部になっていたのかを考え直すきっかけをもらいました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「トップマネジメントはチームになっているか?」 世界最大規模のコーチングファーム代表が語る 進化しつづける組織の条件とは「会社は社長で決まる」といわれます。 新聞・雑誌・テレビなど、さまざまなメディアが、躍進する企業の社長を取り上げます。しかし、その成功は本当に経営トップ1人の力によるものでしょうか? 著者は、世界最大規模のコーチングファームの代表を務め、20年以上にわたって、さまざまな企業のエグゼクティブをコーチングしてきました。 その経験から「会社は経営チームで決まる」といいます。◎「一人ひとりが責任を果たす」がいちばん大切か? 本書の執筆動機を、著者はこう語ります。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - “継続的な右肩上がり”を実現している会社は、経営チームが“チームになって”います。社長の独壇場ではありません。一方、成長が続かなかったり、環境の急激な変化に弱い会社は、多くの場合、経営チームがチームとして結束していないのです。 経営チームがチームになることは、ひょっとすると会社の最重要課題であるにもかかわらず、経営者も役員も、そのことをあまり気に留めていない。 「経営者・役員は“それぞれの職責”をしっかり果たすことが大事である」――そう思っている経営者・役員はとても多いのです。 こうした認識に少しでも影響を与えたい。そう思って本書を執筆しました。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 一人ひとりが責任を果たすことで実現するのは<1+1+1=3>の組織。 <1+1+1>が5にも10にも100にもなる。そうした“共創するチーム”になることが本書の目指すところです。◎ハイパフォーマーがチームになるのは難しい日本の組織では、それぞれが主張を表面化させて、侃々諤々の議論をすることはまれです。 気心の知れたオールドボーイズクラブとして振る舞ったり、強力な軍隊型組織としてトップの意を汲み、それぞれの役割に邁進します。 しかし、現在のような厳しい経営環境下で“オールドボーイズクラブ”も“軍隊型組織”も自ら変化を起こすことは困難です。◎「ハイパフォーマーがチームになる」ために会社の未来は経営チームにかかっています。 そして、組織きっての優秀な人材がチームになるのは簡単ではありません。 その困難な目標を実現するために、本書では「なぜ“経営チーム”をつくるのは難しいのか」にはじまり「チームの土台をつくる」「チームを進化させる」「強いチームをつくる個人となる」まで、困難な目標である「経営チームが“チームになる”」ための要点を紐解いていきます。 厳しい経営環境の中、チームをさらに強くするためにお役立ていただきたい1冊です。
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