
セルフトーク・マネジメントのすすめ
鈴木義幸
日本実業出版社 / 2008-05-01
この本について
人と話す前や仕事の段取りを考えるとき、自分の頭の中の声がざわついて、結局動きが鈍くなることってありませんか。やらなきゃと思うほど体が固まったり、相手の反応ばかり気にしてしまったり。僕もよく同じところでつまずきます。 この本で印象的だったのは、そうした“反応してしまう自分”を責めるのではなく、「いま心の中でどんな問いを立てているか」を静かに見直す視点でした。たとえば、できていないことに意識が向いているときはセルフトークAが回っている状態らしく、そこで「どうすれば相手に貢献できるか」や「何を話したいのか」に問いを切り替えるだけで、行動が“対応”に変わっていく感覚があります。また、未完了のことを小さく片づけていくと緊張や不安が減っていく話や、行動レベルまで還元してプロセスを楽しむ方が結局うまくいくという考え方も、日常の場面でそのまま使えました。 特に、期待が裏切られたときに反応してしまう理由や、理想像をアイデンティティにしていると苦しくなる仕組みは、読んでいて思い当たるところが多かったです。自分を変える前に、まず自分の頭の中で起きていることを“丁寧に観察する”だけでも、だいぶ楽になります。 自分のペースで、心の扱い方をもう少し上手になりたい人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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