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優しい社長が会社を潰す

優しい社長が会社を潰す

上野 直彦 and 安藤 広大

すばる舎 / 2021-08-24

累計読者数14
平均ハイライト数 15.4件/人
推定読了時間 約4時間12分
star総合評価 62/100
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この本について

仕事で人に気を遣いすぎて、気づけば自分のタスクより「人間関係の温度管理」に時間を取られている……そんな感覚、ありませんか。部下や後輩の悩みを聞くのは嫌じゃないけれど、結局どこまで関わればいいのか分からず、逆に現場が回りにくくなることもあったりして。私自身も「優しくしたい」と「組織を機能させたい」のあいだで何度も迷ってきました。 この本は、そのモヤモヤに対して「優しさの境界線をどう引くか」をかなり具体的に示してくれます。例えば、曖昧なまま特例を許すと“他の仕事でも未達が許されると思わせてしまう”という指摘は、思い当たる人も多いはずです。また、部下のモチベーション管理まで背負ってしまうと、上司自身が疲弊するだけでなく、部下の成長も止めてしまう、という点もグサッときます。さらに、会社の規模が大きくなるほど「社長や管理職は孤独な役割になる」という現実的な視点も、この本ならではだと感じました。心の距離を適度に保つことで、むしろ社員を正当に評価できるようになる、という考え方は、優しさを否定するものではありません。 組織の中で「好かれたい」と「成果を出したい」の両立が難しいと感じている人には、とても刺さると思います。読みながら、自分がどこで余計な“介入”をして、逆に現場の責任の流れを歪めていたのかが見えてきました。優しさの使い方を少しずつ調整したいとき、現実的な支えになる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

創業4年で上場、すでに2000社以上の会社が導入し、「いま、もっとも人と組織を成長させる」と話題の組織マネジメントノウハウ「識学」。しかし、たとえば「部下のモチベーション管理をするな」「上司は部下ともっと距離を取れ」といったその教えは、これまでの常識とは正反対の部分もあるため、新たに識学が導入された組織では反発や不安が生じることも少なくない。 本書は、そうした「識学」を早い段階で導入したある企業が、社員や上司、ときには社長自身の心理的な反発や不安を一つずつ解消しながら、機能不全に陥っていた組織の再生を成し遂げ、危機を克服していく様子を描いたビジネスノベルである。 どのようにネガティブな反応が解消されていくのか、実際にはどのように組織が生まれ変わっていくのか、物語の形で擬似体感ができる。 なぜ、優しい社長が会社を潰してしまうのか? 本書を読むことで、その答えがおのずから明らかになる。 【株式会社すばる舎】
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