
なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学
和田秀樹
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2024-02-02
累計読者数10
平均ハイライト数 23.6件/人
推定読了時間 約2時間25分
star総合評価 74/100
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この本について
仕事でも人間関係でも、気をつかっているつもりなのに、なぜか空回りしてしまうときがあります。優しくしたいだけなのに、相手の反応に振り回されて疲れてしまう……自分にも心当たりがあります。結局のところ、「どこまでが思いやりで、どこからが無理しているのか」が分からなくなるんですよね。 この本が面白いのは、優しさを精神論ではなく、かなり現実的な行動として扱っているところです。たとえば、相手の話を急がせないとか、疑問は最後にまとめて聞くとか、具体的な聞き方を変えるだけで関係が穏やかになる場面があります。また、優しくできる人ほど自分に対しても丁寧で、無理な頼みを断れるからこそ長く優しくいられる、という視点も個人的には救われました。優しさを「相手のために何を想像できるか」という能力として捉え直すことで、見返りを期待して疲弊してしまう悪循環から抜けられる感覚があります。 誰かに優しくしたいのに、うまくいかない自分にモヤモヤしている人に刺さる本です。優しさを大げさに語らず、今日からできる関わり方に落とし込んでくれるので、実生活で試しやすい一冊だと思います。
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出版社による紹介
あなたは、自分のことを「優しい人」だと思いますか? こう質問されて、「はい」と即答できる人は、それほど多くないはずです。ほとんどの人が、「人には優しくありたい」と思っていても、日ごろの言動を冷静に振り返ってみると、意外に優しくない自分に気づくのではないでしょうか。人に優しくする際には、さまざまな心理や感情が働いています。相手に対する「思いやり」や「好意」の気持ちだけでなく、「打算」や「自己防衛」といった損得勘定が働いていることもあります。相手に嫌われたくないと思って、表面的な言葉で取り繕う優しさもあれば、嫌われることを覚悟で進言する優しさもあります。価値観や考え方が多様化した現代社会では、何が本当の優しさなのか、ハッキリと明確にはわからないような状況になっています。人に優しくするというのは、意外と複雑で、思い通りにいかないものです。人に優しくすると、自分の気持も良くなることで、脳内にセロトニンやオキシトシン、ドーパミンなどの神経伝達物質が分泌されて、心身にいい影響が生まれることが科学的に明らかになっていますが、毎日の生活にもさまざまな好循環をもたらしてくれます。しかし、私たちの生活には、人に優しくなれない要素がたくさんあります。物価高、上がらない給料、度重なる増税などによって、世の中全体がギスギスとしていますから、どうしても自分のことだけを優先して考えるようになり、周囲の人を慮るような精神的なゆとりを見失いがちです。こんな時代だからこそ、「優しさとは何か?」を考えることで、その意味と意義を改めて見つめ直す必要があると感じています。この本をお読みいただいて、毎日を明るい気持ちで、機嫌よく、前向きに過ごすためのヒントを見つけてほしいと思います。 発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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