
幸せな職場の経営学 ~「働きたくてたまらないチーム」の作り方~
前野隆司
小学館 / 2019-06-04
累計読者数9
平均ハイライト数 27.7件/人
推定読了時間 約3時間4分
star総合評価 68/100
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この本について
職場の空気が重い日ってありますよね。会議も雑談も最低限で、みんな黙々と仕事はしているけど、なんとなく疲れる。自分だけがモヤモヤしているのか、それとも組織そのものがどこか噛み合っていないのか。そんな時にこの本を読んで、僕は「静かに頑張るだけでは、いいチームにはならないんだな」と腹落ちしました。 印象的だったのは、まず「コミュニケーションが減ると幸福度が下がり、生産性も落ちる」という指摘です。静かな職場が効率的だと思い込みがちですが、適度なざわつきや雑談があった方が、むしろ集中力や創造性が上がるという研究まで紹介されています。また、上司が答えを与えるのではなく、質問を通じて部下が自分で考えられるようにする姿勢も、実際の現場を想像しやすくて参考になりました。さらに、制度づくりでも小手先ではなく、「社員を幸せにする」という一貫したストーリーを持つことが重要だと語られていて、自分の会社にもその視点が足りていない気がしました。 結局、働く人がやりがいを感じられれば組織も強くなるし、それは特別な才能がなくても、まず周りにいる人を信じるところから始められる。本書はそんな当たり前だけど忘れがちな視点を丁寧に思い出させてくれます。今のチームの空気に違和感がある人、管理職としてどう振る舞えばいいか迷っている人には特に刺さると思います。
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出版社による紹介
幸福度高い従業員は生産性が3割アップする。 「働き方改革」という言葉があちこちで使われるようになったが、実際に職場で何か改善されているという実感が持てない、という声も聞こえてくる。 アメリカの研究では、「幸福度の高い従業員の創造性は3倍、生産性は31%、売上げは37%高い」というデータもあり、世界で「幸福度」は科学的に分析され、ビジネスに取り入れられている。 それを考えればこれからの時代、トップダウン式の組織は生き残れず、リーダーは調和型で、可能な限り部下に権限譲渡し、働き方は個人の裁量に任せるような仕組みにしなければ業績は上がらない。 日本企業は「社員の幸せ」について、何を取り違え、何に躓いているのか。 また、社員が幸せになるとどう成果や業績に変化が現れるのか。 「幸福学」の日本の第一人者・前野隆司慶大大学院教授が、取材を重ねて得たデータを公開、ヤフー、ユニリーバほか、「幸福学」をベースにした職場の変革で業績アップした実例を現場の声と共に紹介する。 職場の改革レッスンも掲載しているので、今日からすぐ実践できる。
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